連載 かさぼうがゆく! 第2話(全3話)

第2話

こんにちは!かさぼうだよ!今日お話するのは、かさぼうが大好きな乗り物のお話なんだよ!…おっとっと、乗り物は乗り物でも、滅多に乗れない漁師さんの船に乗って、とり貝を育てている海にいってきたお話だけど!

丹後とり貝を育てている筏(いかだ)は、見ての通りこんなに足場が悪い場所!ぼ~っとしてたら海に落ちてしまいそう…。

約25kgのコンテナをどんどんお掃除!

今日のお仕事は、丹後とり貝を大切に育てているコンテナを洗ってキレイにする作業。漁師さんたちは、約1年前からずっと定期的にこの作業を繰り返してきてるんだって。今回はもうすぐ出荷の時期だから、とり貝たちの重さを1つ1つ量る作業もされていたよ。

漁師さんたちは足場の悪い筏の上を悠々と歩き回り、作業をどんどん進めて行くよ。海に沈めてある1つ25kgほどのコンテナを引き上げて、掃除して、また海に戻すとっても素早い作業。足下がおぼつかない、かさぼうとはやっぱり違うなぁ…うぅ、足がつりそう。

このコンテナは、とり貝の主食になるプランクトンが多いと言われている水深5~7mくらいに沈めてあるんだって。海底まで沈めると、外敵がとり貝を食べてしまうことが多いみたいなんだ。

頼まれたら毎回海まで取りにいく…?

丹後とり貝は、まとまって注文がある日もあれば、少ない日もあるんだって。注文があるまでずっと海で育てたままだから、1個だけ取りに行く時にも毎回船を出して筏に乗り、コンテナを引き上げて必要な分だけ持っていくんだ。そうかぁ。冷蔵庫から出したり、水槽の中から出したりするわけじゃないんだ…どうして毎回海まで行くのかと聞くと、「水槽などに移すと、身が痩せるから」なんだって。漁師さんたちは丹後とり貝以外のお仕事も並行でしながらだし、生き物を扱うお仕事だから、やっぱり大変だなぁ。

普段知らない場所で働く人たち

漁師さんのお仕事の現場は、冗談を言ったりして笑いが起きることもあれば、先輩漁師さんからの厳しい指示が飛んだりすることも。普段、食べ物をいただいている自分たちには分からない場所で、こうやって真剣に働いてる人がいるんだね

と、おっちゃんに言ったら「生産者さんや漁連さんに大変お世話になっている仕事なんや。今やってる丹後とり貝のシステムは、すごいんや!」とまた熱く語っていたよ。ふぅ熱い熱い。でもほんとにそうだなぁ。

そうそう、かさぼう、とっても気になった事があったんだよ。丹後とり貝たちが育っていくコンテナの中にあるあの黒い砂みたいなやつ。あれって何?
え?アンスラ…サイト…??無煙炭…の…細粒…???うぅ、言葉が難しい…。そんなことを言っていたら、また宮津のおっちゃんに「まだまだ勉強が足りぬ」って言われちゃった。……え?今から海洋センターに行く??海洋センターってなに~……!?

つづく

コメントを残す