連載 かさぼうがゆく! 第1話(全3話)

第1話 かさぼう、丹後とり貝の学びはじめ

こんにちは!ぼく、かさぼうだよ!6月上旬から、丹後とり貝の出荷が始まったんだって!いいなぁ、とり貝食べたいなぁ。ぼくは、丹後のうまいもんが大好きなんだ~。丹後のとり貝は、築地市場なんかでも、とっても高く売られてるんだって。とっても大きくて、甘くて、高級な味。だから高く売れるんだよ。

あ、でもそういえばね。この前、とある宮津のおっちゃんが「とり貝ももっと地産地消せなあかんのや!」って熱く語ってたんだけど…。他の地域で売れるなら宮津にとっていいことなのに、おっちゃんはどうして地産地消って言うのかなぁ?
ぼくは宮津のおっちゃんに「まだまだ勉強が足りぬ」って言われたんだけど…そんなことないもん!この前も、舞鶴のJF京都漁連さんでちゃんとお勉強してきたんだよ。

丹後ブランドをPR!

漁連さんは、漁師さんたちが大切に育てた丹後とり貝をしっかりと検査して、仲買さんに販売するのがお仕事なんだって。でもそれだけじゃなくて、丹後とり貝を一流ブランド品として認めてもらうために紹介パンフレットを作ったり、実際に築地や大阪の市場の方に直接お願いして取引をしてもらったり。そうそう、丹後とり貝は水産物として初めて「京のブランド産品」に認定されているんだよ!これも漁連さんや皆さんの努力のおかげなんだよ!

漁連さんも「宮津や舞鶴に来られた人に、食べて欲しい」って!宮津のおっちゃんが言うように、漁連さんも地産地消に力を入れているんだなぁ…って思っていたら、難しい問題もたくさんあるんだって。あれれ、どういうこと?

地元にとって身近じゃない…?

丹後とり貝は遠くから観光に来られた方が、あまりにも美味しいから毎年食べに来られるほど。でもその分値段も高いから、地元の人たちに気軽に食べてもらえないんだって。それに、自然の中で育てる生き物だから、海水温の問題、ヒトデなんかに貝が食べられちゃう問題とか、難しいことがいろいろあるんだって。値段を下げたくても、なかなか出来ないのはそういうことがあるからなんだ。

地元のみんなに、特産品を身近に感じてほしいけど、高いものだから簡単ではないんだよ。うう~ん、いったいどうしたらいいのかなぁ?

よーし、もっとお勉強して、宮津のおっちゃんをびっくりさせるぞ!まず、とり貝を育てている漁師さんに会ってみたいなぁ。あ、でも今日はもう疲れちゃったから、また来月行ってくるね。

つづく

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